【三江線】 石見都賀駅 廃駅
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石見都賀駅(島根県邑智郡美郷町都賀本郷300)は、1975年に三江線の浜原駅 – 口羽駅間延伸に伴い、旅客駅として開業。ここが当駅の鉄道駅としての起源となります。開業後は地域の交通の要所として活躍します。
島式1面2線のホームを擁し、列車交換設備を有する無人駅。築堤の高いところにあったホームが独特の外観を生み出し、コアな鉄道ファンも数多く存在していたそうです。残念ながら当駅は2018年4月1日に廃駅となりましたが、廃駅後も地域住民の心の中に強く記憶されているそうです。
「木造の駅舎も雰囲気がありましたし、築堤上という高い位置にあるホームが特徴的な外観を生み出してくれます。そして三江線名物の神楽愛称駅名標は’髪掛けの松’だった石見都賀駅。多くの思い出がありますし、できることならもう一度ここから電車に乗り込みたいものです。」付近在住男性の言葉です。
ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。山間の小さな駅の美しい営みを感じ取れるかもしれません。
(2018年11月執筆)
駅舎の遠景です。
付近から見上げる駅舎です。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA