諏訪高等職業訓練校 閉校

  • 文化・教育施設

長野県諏訪市にある諏訪高等職業訓練校(長野県諏訪市湯の脇2丁目11-9)が、2019年3月に閉校します。同校は、1951年に諏訪土建技能者共同養成所として開校、1977年に現在の諏訪湖東部の場所に移転しました。

同校では、建築や機械加工の分野で活躍する職人の基礎的な技能の習得を目的としており、主に中小企業の労働者が働きながら通って技術を学んでいました。しかし、作業現場での技術の高度化や機械化の進展など労働環境の変化に伴い、入校生が年々減少していきます。90年代後半には建築、配管、和裁など19科目に400人を超える生徒が受講する時期もありましたが、2018年度には5科目47名まで減少していました。

諏訪唯一の職業訓練校でしたが、残念ながら68年の歴史に幕を下ろすことになりました。3階建ての校舎は諏訪市に無償譲渡され活用されるとのことです。

(2019年2月執筆)

 

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