河南町立中村小学校 閉校

  • 文化・教育施設

河南町立中村小学校(大阪府南河内郡河南町大字神山19)は、1899年に創立された、非常に長い歴史を持つ小学校です。創立当時の名称は中村尋常小学校でしたが、その後何度かの改称を経て現在の名称になりました。

同校では地域との関わりを多く持っており、さまざまな体験活動を行っています。例えば工房の職人を学校に呼んで大阪の伝統工芸の一つである「トンボ玉」の制作を体験したり、地域の愛好家の方とグランドゴルフを楽しんだり。また、大阪といえばだんじりが有名ですが、児童たちが歴史などを調べた上でだんじり小屋を訪れ、さらに興味と理解を深めるという機会もありました。

しかし、2019年4月に近隣の小学校と統合することが決まっており、2019年3月31日に同校は閉校し、120年の歴史に幕を下ろすことになりました。非常に長い歴史を持つ小学校が閉校することは、周囲の人々にとっても寂しさを感じさせるもの。もう一度この場所を訪れて、記憶を思い返してみてはいかがでしょうか。

(2019年2月執筆)

 

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