福山市立服部小学校 閉校
- 文化・教育施設
広島県福山市にある服部小学校(広島県福山市駅家町70)の歴史の始まりは、1909年。2019年度に111年目を迎える、非常に長い歴史を持つ小学校です。同校は福山市の北部にある服部大池やホタルの里として多くの人から親しまれている場所にあり、恵まれた環境の中で子どもたちは生き生きと生活しています。特に、環境学習について力を入れており、ホタルについて自分自身でテーマを決めて調べ学習を行ったり、服部川に生息するホタルの数を調査・捕獲し、ホタルの飼育を行ったりも。さらに、地域のお祭りでは調査した結果を劇にして発表する、ということも行っています。このようなさまざまな活動を通し、子どもたちはホタルがたくさん生息する服部川の自然を守りたい、という気持ちを強く持つことができたようです。
しかし、残念ながら服部小学校は2020年3月末をもって閉校します。地域との関わりが深い同校には、多くの人の思い出が刻まれているはず。ぜひ、もう一度足を運んでその記憶を思い返してみてください。
(2019年5月執筆)