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【広島城】天守閣 解体か

  • 文化・教育施設

かつて存在した広島城の木造天守閣は、1592年頃に毛利輝元によって築造されました。江戸時代の大半は浅野家が城主を務め、1931年には国宝に指定されています。しかし、1945年の原爆で倒壊し、貴重な歴史的建造物が失われました。

戦後、1951年に一時的な木造天守が建設されましたが、1958年に現在の鉄筋コンクリート造の天守閣が再建されました。この再建から66年が経過し、老朽化や耐震性の問題が浮上しています。現在、広島市は天守閣の木造復元の可能性も検討中。2025年度後半には現在の天守閣に入れなくなる予定で、木造復元か耐震工事のいずれかの選択肢が採用されるはずです。木造復元には多額の費用と時間がかかりますが、文化的価値を高める可能性がありそうです。

広島城は、原爆からの復興のシンボルとして、また「鯉城」の愛称で親しまれる広島の象徴として、多くの人々に愛されています。歴史の転換点にある今こそ、広島城を訪れ、その歴史と未来に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

(2024年11月執筆)
PHOTO:写真AC

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