札幌市立上野幌小学校 閉校
- 文化・教育施設
札幌市立上野幌小学校(北海道札幌市厚別区厚別南7丁目9)は、1958年に「白石村野津幌簡易教育所」として開設されたのがその歴史の始まり。そこから校名の改称や校舎の改築などを経て、2019年には開校から120年を数える、非常に歴史の長い小学校です。
同校は、札幌市の東部にある丘陵地帯に位置し、自然歩道や厚別南緑地帯といった豊かな自然に囲まれている環境。以前は上野幌地区の教育や文化・町内活動の行事は全て同校で行われていたという歴史から、非常に地域との関わりが深いという特徴があります。町内会の運動会などは現在も小学校で行われており、地域の人々と子どもたちが一体となって盛り上がりを見せています。
しかし、2020年3月に統合に伴い閉校する予定となっており、その長い歴史に幕を下ろします。非常に長い歴史を持った学校ですから、多くの人が同校での思い出を持っていることでしょう。ぜひ閉校前にもう一度足を運んで見てはいかがでしょうか。
(2019年7月執筆)