草津市営住宅 解体/取壊

  • 建物・施設

草津市営住宅の矢倉など6団地が約50年の歴史に幕を下ろします。当団地は、そのほとんどが1970年代に建てられた市営住宅。戦後の第二次ベビーブームを迎える頃に相次いで建てられ、まさに現在の経済社会で活躍している中心の世代の人々が生まれ育った時代の住宅とも言えます。日本経済の大きな節目を全て見てきた同住宅。建設当初は若い新婚世代や、子育て世代で賑わい活気に満ち溢れていました。昭和から平成に変わる頃、その子供たちが社会に出始め、令和に変わる頃にはそのまた子供たちが社会で活躍する年代へと移り変わっています。

同住宅で生まれ育った世代が次々と社会で活躍する中、当の住宅は老朽化の一途。鉄筋コンクリートの耐用年数を迎える棟も軒並み出現する現在、草津市では1970年代に建設された棟を中心に近年中にも建て替える方針で計画を進めています。同住宅で生まれ育った思い出のある方は是非草津を目指し、自分のルーツを辿る旅に出てみるのもいいかもしれません。

(2019年8月執筆)

 

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