気仙沼線 志津川駅 廃駅
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志津川駅(宮城県本吉郡南三陸町志津川字十日町154番地)は、1977年に日本国有鉄道の駅として開業し、開業から10年後の1987年にJR東日本の駅となりました。
2010年の利用者は、1日あたりの平均乗車人数は269人ほど。駅舎には窓口が設置されており、ほかの駅と比べると比較的規模の大きい駅であったことが伺えますが、2011年3月11日の東日本大震災の際に、津波の影響でホームのみを残し、駅舎などが流出しました。震災以来鉄道の運行は休止されていましたが、2020年3月31日に柳津駅から気仙沼駅までの鉄道事業が終了することになりました。
43年間の鉄道駅としての歴史は終了することになりますが、今後はBRTの駅が設置されており、バスの駅として活用されるようになります。ぜひ、以前の駅にゆかりのある方は、もう一度この場所に足を運び、在りし日の駅を思い出してみてはいかがでしょうか。
(2020年2月執筆)