海南市民会館 閉館
- 文化・教育施設
- 建物・施設
和歌山県の海南市民会館(和歌山県海南市日方1271-108)が、2020年3月29日に閉館し57年の歴史に幕を下ろし、57年の歴史に幕を下ろしました。1963年に開館した同館は、3階建ての館内に集会所、ホール、図書室、調理室、結婚式場などを備えていました。
開館当時は、挙式や披露宴に多く利用されましたが、近年、公民館としてサークル活動が盛んに行われていました。木彫り、手話、児童合唱団など19のサークルが日々活動し、ホールを利用してサークルごとに発表会を行ったり創作物を展示したりするなど、地域住民の交流や芸術文化の発表の場として多くの市民から親しまれてきました。
残念ながら閉館になりましたが、会議室、ホール、隣接する児童図書館の機能は5月7日に開館となる海南nobinos(ノビノス)に移行します。また、公民館としての機能は保健福祉センターへ移行し今後も市民の交流施設としての役割を継続していくことになります。
(2020年4月執筆)