佐野市立三好小学校 閉校
- 文化・教育施設
三角屋根の校舎がモダンな雰囲気を醸し出す、佐野市立三好小学校(栃木県佐野市岩崎町1341)が、2020年3月末をもって146年の長い歴史に幕を閉じました。
同校は1874年に創立した、児童数115人の小さな小学校。毎年12月には3学年ごとに分かれて学校から望む三床山へ登山が行われます。上級生が下級生をサポートしながら登りきった後に頂上で食べるおにぎりは絶品だったようです。そんな同校の児童は毎日体力づくりのためにマラソンタイムが設けられており、子どもたちは年々体力に自信がついていました。
しかし、小中一貫校「あそ野学園義務教育学校」の開校により残念ながら閉校を迎えることに。現在は新しい環境に移った子どもたちですが、これまでと変わらずより一層元気な姿を見せているようです。もし、同校にゆかりのある方は思い出の校舎を一度訪れてみてはいかがでしょうか。
(2020年5月執筆)