塩江町立上西中学校 閉校
- 文化・教育施設
香川県の中央部の山側、徳島県との県境に設立された塩江町立上西中学校(香川県高松市塩江町上西甲77)。1956年に上西・安原・塩江の3つの村が合併し塩江町が発足したのちに、1961年塩江町立の3つの中学が合併したことで上西中学校は閉校となりました。
赤い瓦屋根や石を重ねた校門が見られる木造校舎からは、竜王山や大滝山を仰ぎみることができます。さらに塩江温泉なども近くにあるという自然豊かな中にあった学校でした。廃校後は、保育所などを経て現在は地域の交流館となっています。
ステージ付きの講堂での入学式や卒業式、地域の人たちとの交流行事などを覚えている人もいるでしょう。今でも自然を活用したイベントも開かれているので、校舎を訪ねながら参加してみてはいかがでしょうか。
(2020年4月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
沢山の思い出がつまった校舎です。
これからも地域の大切な拠点としてご活躍下さい。
PHOTO:遍照の響き/上西中学校