【土讃線】讃岐財田駅舎 解体/取壊
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JR四国土讃線の讃岐財田駅(香川県三豊市財田町財田上7311番地)の駅舎が解体される可能性が高まっております。
1923年に開業した讃岐財田駅。開業から現在に至るまで約1世紀の期間にわたり、当地の交通の要所として活躍してきました。駅舎をまもるかのようにたたずむ樹齢700年とも800年ともいわれるタブの巨木が有名です。香川県の保存木に指定されており、この木を避けるように線路が敷設された史実を有します。
長きに渡り当地住民や鉄道ファンに愛されている歴史ある駅舎ですが、その老朽化も指摘されていました。当駅の解体が正式に決定し、「広報みとよ」内にその記載がなされています。当たり前であった景色に残された時間は長くないのかもしれません。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと長年に渡る営みを感じ取れることでしょう。
(2023年7月執筆)