八甲田丸 運行終了
- 乗り物
八甲田丸は、かつて青森と函館を結ぶ「青函連絡船」として1964年に竣工した船です。船内に鉄道車両を搭載できることが大きな特徴だった青函連絡船。人々を運ぶとともに、貨物輸送に使用された貨車や機関車など、多くの鉄道車両を乗せてきました。
八甲田丸の船室の中で最も憧れとされていたのが、赤い大型のシートがゆったりと並べられていたグリーン車。多くの人が北海道と本州を行き来する際にこのグリーン車に乗りたいと思っていたようです。多くの人が利用してきた八甲田丸ですが、青函トンネルの開通とともに1988年3月31日に廃止され、24年の歴史に幕を下ろしました。現在では洋上博物館(青森県青森市柳川1丁目112-15)として運営されていますので、海を渡った懐かしい思い出を振り返りに、一度足を運んでみてはいかがいでしょうか。
(2020年9月執筆)
懐かしい記憶が蘇る方も多いのではないでしょうか。
長年の大役から解放され、現在は休暇を楽しんでおります。
長きに渡りお疲れ様でした。
ARTWORK : 棚町宜弘 様 / PHOTO:takahumikawasaki様
青函連絡船の交通機能は青函トンネルに引き継がれました。青函トンネルといえばやはりこの映画をはずすことはできません。
この機に昭和の名作をお手元に確保されてはいかがでしょうか。