南部縦貫鉄道 廃線
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南部縦貫鉄道線がその歴史の幕を下ろしたのは2002年7月31日のことです。
野辺地駅から同郡七戸町の七戸駅を結んでいた路線で、その歴史は1953年にまでさかのぼります。鉄道免許取得、法人設立、線路の延長、新駅の開業など前向きな歴史を繋ぎます。しかしその後、会社更生法適用を申請(1966年)。1968年には十勝沖地震の影響による全線不通など厳しい局面を迎えます。そして1997年に全線の廃止が確定し、休止期間を経て正式に廃線を迎えます。
全車両が気動車(キハ10、レールバス)であり、周囲の自然と調和する美しい姿に魅了される鉄道ファンも数多く、在りし日の可愛らしい車両は今でも人気があるようです。旧七戸駅構内で当時の車両が動態保存されており、体験乗車可能なイベントもあるとのこと。
ご興味のある方は一度現地を訪問して、北の鉄路の確かな歩みを確かめてみてはいかがでしょうか?
(2020年12月執筆)
北の鉄路の美しい光景です。
心温まる光景が描かれております。
ARTWORK : 棚町宜弘 様
VIDEO : RAB青森放送 様
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