北海道立伊達高等学校 閉校
- 文化・教育施設
2021年3月末をもって、北海道立伊達高等学校(北海道伊達市竹原町44)が閉校します。
1922年に有珠郡伊達女子職業学校が創立したことが、同校の創立起源となります。北海道ならではの広大な敷地を持ち、地域と親密な関係を築いている点が特徴の伊達高等学校は、同市について考える校外学習「シティズンシップ」や、授業の一環としてボランティア活動を行うなど、積極的に地域と関わる教育に取り組んでいます。また、毎年開催される学校祭では1週間かけて準備が進められます。リレーやソフトボールなどのスポーツ大会をはじめ、クラス単位での出し物企画があり、生徒たちの楽しみにしている行事のひとつとなっているとのことです。
99年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2021年に閉校。その歴史は新設の統合の北海道伊達開来高等学校に引き継がれます。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年1月執筆)