Final 2016年3月31日 記事大宜味村立大宜味中学校 移転のイメージ画像 History 36年

大宜味村立大宜味中学校 移転

  • 文化・教育施設

沖縄県大宜味村字津波95番地。国道沿いの美しい海岸線と緑深い山に抱かれたこの場所に、かつて旧大宜味村立大宜味中学校が存在しました。同校は1980年、村内にあった複数の中学校の統合により開校しました。以来、豊かな自然環境の中で「人材を以て資源と為す」という村の理念のもと、多くの生徒を育んできました。

特筆すべきは地域社会との深い関わりです。1987年に塩屋湾で開催された海邦国体漕艇競技会では、生徒たちが運営補助員として活躍し、村を挙げた一大イベントを成功に導きました。また、国の重要無形民俗文化財である塩屋湾のウンガミ(海神祭)や各区の豊年祭といった独自の風習の中でも、学生たちは地域の行事に参加し、誇り高き精神を培ってきました。

しかし、村の振興計画や学校規模適正化の方針により、津波校舎はその役割を終えることとなります。36年間の歴史を刻んだ学び舎は2016年3月31日をもってその役割を終え、翌4月からは埋立地として造成された「結の浜」の新校舎へと機能が引き継がれました。現在、跡地は「道の駅おおぎみ やんばるの森ビジターセンター」として再生され、新たな観光・交流拠点として村の発展を支え続けています。

長きにわたり地域教育の灯を守り続けた運営関係者の皆様に、心より敬意を表します。卒業生や教職員の皆様、かつて小高い丘の上に佇んでいたあの校舎で過ごした青春の日々や、友と語らった夕暮れを、今一度懐かしく振り返ってみてはいかがでしょうか。

(2026年1月改筆)

美しい学び舎です。

 

36年間に渡り、生徒の成長をみとどけてくれた校章です。

 

長きに渡り地域の子供たちを守ってくれました。

PHOTO:KENT

 

追記:当校の跡地に観光拠点施設「やんばるの森ビジターセンター」が開設されます。2020年2月22日のオープンのようです。こちらもぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?(2020年1月追記)

 

 

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