京都市立成徳中学校 閉校
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京都市立成徳中学校(京都府京都市下京区繁昌町290)が閉校したのは2007年3月末のことです。1869年に下京番組小学校が誕生。ここが当校の創立起源となります。幾多の変遷を経て、1931年に現在地に成徳小学校が創立します。その後、新しい学制の下、1947年に成徳中学校として歴史の歩みを始めます。
日本を代表する古都、京都市内の中心地にある歴史ロマン溢れる学び舎。日本で最初に誕生した小学校の一つでもあります。現在も姿を残す校舎が建築されたのは1931年。1世紀に及ぼうかという歴史を誇ります。その美しい佇まいは多くの人々を魅了し、地域住民のみならず日本全国にファンが存在するそうです。また成徳中学校は日本最初の軟式野球大会が開催された場所とのこと。「軟式野球発祥の地」として軟式野球の愛好家の間では聖地のひとつとなっているようです。
「アーチ窓を持つ校舎には蔦が絡みつき、それがよい雰囲気を醸し出します。特に桜が咲く春がおすすめです。桜に覆われた古い学び舎はとても可愛らしいです。是非一度足を運んでみてくださいね。」付近に住む女性の言葉です。日本の古都の歴史ロマン溢れる学び舎。一度足を運ぶ価値がありそうです。
(2021年4月執筆)
歴史を感じることのできる校舎です。
現在でも当地の文化活動を支援する機関が入居されているようです。
当校の歴史と伝統は永遠に語り継がれることでしょう。
PHOTO:PIXTA
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