利根町立文小学校 閉校
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2023年3月31日をもって、利根町立文(ふみ)小学校(茨城県北相馬郡利根町大字下曽根254番地)が閉校します。堂々たる134年の歴史の閉幕です。
同校は、1889年に改称した文尋常小学校を起源とし、130年を超える長きにわたり、この地域の子供たちの学びを担ってきました。1977年には新しい校舎が建築され現在の場所に移転。1989年には創立100周年記念行事が行われ、その時に観察池や果樹園が作られました。東日本大震災では体育館や一部の校舎が壊れてしまいましたが、無事に修復されたとのことです。
利根川沿いの水田地帯にある同校は、多くの生き物をはぐくむ豊かな自然環境に囲まれており、屋外学習などにも利用されていたようです。子供たちは校門までまっすぐ伸びる道を歩いて、シンボルの大銀杏の木に見守られながら元気に登校しているそうです。
閉校まで少し時間があるようです。同校にゆかりのある方は、この場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。なお文小学校・布川小学校・文間小学校が統合して、2023年4月より新たに利根町唯一の小学校「利根小学校」が開校予定です。
(2021年12月執筆)
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