【JR東日本】相模線 205系車両 引退
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相模線で活躍する205系車両の歴史の幕がおろされました。
JR東日本は相模線へのE131系車両の導入を進めています。既に営業運転は開始されており、順次この新型車両への置き換えが進んでいました。そしてついに2022年3月11日をもって、長きに渡り当地で活躍した205系車両は相模線から正式に姿を消しました。
かつてキハ30系ディーゼルカーが走っていた相模線が電化開業したのが1991年3月16日のこと。このタイミングに合わせて登場したのが205系車両です。踏切の多い相模線の事故対策用のスカートの設置や半自動機能の昇降ドア等が機能的な特徴といえそうです。
「忘れもしません。1991年に相模線が電化されたときのこと。その時に新型の205系がデビューしたのです。ああ、これからこの地域は変わるのだな、とわくわくした気分になったことが思い出されます。実際に以降の神奈川県央地域は大きな変化がありました。そのすべてを見守ってきてくれた205系の引退は正直胸に来るものがあります。いままでありがとうございます。」神奈川県寒川町在住の男性の言葉です。
相模線205系車両。この車両もやはり日本鉄道史に確かな足跡を残してくれたといえるのではないでしょうか。長きに渡りお疲れ様でした。
(2022年2月執筆)
多くの人々の日常の足として活躍してくれました。
もう二度と見ることのできない光景です。
長きに渡りお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
将来、貴重な映像になるはずです。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか。