藤岡市立日野中央小学校 閉校
- 文化・教育施設
藤岡市立日野中央小学校(群馬県藤岡市下日野2242)は、旧日野村の小学校の一つで、藤岡市の市街地から南西へ、国道175号線を進んだ山間部の集落に置かれていました。
日野村が藤岡市に編入となった後、当校では完全給食が開始され、また1981年には新校舎が完成し移転しました。その後、体育館やプールも作られ、現在の形になったとのことです。長くこの地の子供たちを見守ってきた当校ですが、学校再編の中で近隣の小学校と統合することとなり、2004年にその歴史に幕を下ろしました。
統合で生まれた日野小学校へはスクールバスでの通学が行われるようになったそうです。また、当校の建物は、閉校後も地域の人々の活動の場となり活用されています。
清らかな鮎川の流れがほど近くを走っており、当校に通った子供たちも夏場は川遊びを楽しんだことでしょう。ご興味を持たれた方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
(2021年12月執筆)
地域の子供たちの登下校を見守り続けた校門です。
確かにここに学び舎が存在した。その証です。
PHOTO: 廃校5000 様