前橋市立中央小学校 閉校
- 文化・教育施設
前橋市立中央小学校(群馬県前橋市表町1-22-33)が歴史に幕を下ろしたのは、2016年3月末のことでした。近隣の桃井小学校との統合のためでした。
当校の校地は、JR両毛線前橋駅の北口からほど近いところに位置し、1957年の開校からこの地で59年の歴史を積み重ねてきました。閉校後の建物と校地は、新しい桃井小学校として2年間使用されました。その後、桃井小学校が完成した新校舎へ移転したことで、学び舎としての役割にいったん区切りをつけることとなりました。
前橋市と民間事業者との話し合いを経て、現在、当校の校地だった場所には大学のキャンパスが整備されています。学びの場としてだけでなく、立地の良さを生かして中心市街地に人々を呼び込んだり、防災拠点として有事に備えたりといった新たな役割が期待されています。
(2022年3月執筆)
懐かしい記憶が呼び起こされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO: 廃校5000 様