松本市役所 本庁舎・東庁舎 解体/取壊
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松本市役所(長野県松本市丸の内3番7号)の本庁舎と東庁舎がその歴史の幕を下ろします。
松本市役所の本庁舎は1959年、東庁舎は1969年の建設です。半世紀以上の期間に渡り松本市民に対して行政サービスを提供してきました。国宝松本城のほど近く、外堀太鼓門の出口そば。古くは武家屋敷が建ち並んだ歴史ある場所に立地します。行政手続きを終えた後に城址内を散策するという市民も少なくなかったようです。
長きにわたり親しまれた建物ですが半世紀の時の経過の影響は大きく、近年はその老朽化・きょうあい化の問題が指摘されていました。そこで数年前から「市役所新庁舎建設計画」が策定されており、その計画に基づき新庁舎建設が実施されます。
「私は大のお城ファン。もちろん地域の自慢の松本城にも機会を作っては足を運びます。私が訪問した時は市役所の屋上が一般的に開放されていて、松本城の周辺が一望できる景色を楽しむことができました。清潔館のある建物ですし、長きに渡り当地の景色の一部になっていた気がします。いよいよのこりわずかの期間ですね。何回か足を運ぼうと思います。」当地在住男性の言葉です。
ゆかりのある方は一度現地に足を運び、思い出を追加されてはいかがでしょうか?
(2021年7月執筆)
PHOTO:PIXTA
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