歌志内市立文殊小学校 閉校
- 文化・教育施設
1979年3月末をもって、歌志内市立文殊小学校(北海道歌志内市文珠200)が閉校しました。
1943年に文殊国民学校として開校。ここが当校の創立起源となります。同校は、かつて歌志内高校があった敷地の端に位置した小規模校。開校当初は横に長く連なる木造平屋建ての校舎があり、その後2階建ての校舎が新築されました。同校のあった歌志内市はかつて石炭の産地としてにぎわい、当時は多くの炭鉱で働く家庭の子どもたちが通っていたそうです。
36年間に渡りこの地域を見守ってきた同校ですが、残念ながら1979年に閉校。神威小と統合し、新しく西小学校が誕生し、独立校としての歴史は閉幕となりました。
現在校舎は解体され、跡地には「歌志内市立歌志内学園」が建てられています。ゆかりのある方は、この場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年2月執筆)
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
当校の歴史と伝統は永遠に語り継がれることでしょう。
PHOTO:poteto089aaa様