【田沢湖線】小岩井駅舎 改修
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JR東日本田沢湖線の小岩井駅(岩手県滝沢市大釜風林)の駅舎の改修工事開始の時期が迫っております。
小岩井駅の開業は1921年ですが、当駅の木造駅舎の建造はこの時にまで遡ります。乳製品のブランドとして有名な小岩井農場の最寄り駅であり、また田沢湖線でなく橋場線であった頃には宮沢賢治氏が利用していたことでも知られる歴史ロマンあふれる駅でもあります。
開業から現在に至るまで一世紀超の期間にわたり、当地の交通の要所として活躍し、その駅舎は小岩井駅のアイコンとしての役割を果たしてきました。何度かの改修を経て現在までその姿を残してくれる木造駅舎ですが、JR東日本盛岡支社から滝沢市への譲渡を機に大規模な改修工事が実施予定。外壁塗替・屋根葺替等の改修が行われ、その外観は駅舎の竣工当時をイメージしたものになるそうです。
ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。長年に渡り当地の方々に親しまれた木造駅舎の長年に渡る営みを感じ取れることでしょう。
(2023年4月執筆)
日本を代表する詩人「宮沢賢治」氏。当駅はゆかりの地です。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?
PHOTO:PIXTA