三池炭鉱
- 建物・施設
三池炭鉱(福岡県大牟田市宮原町1-86-3)は、福岡県の南端にある大牟田市と熊本県の荒尾市一帯に広がっていた炭鉱です。
三池炭鉱の歴史は古く、江戸時代から採掘が行われていました。1873年には官営化され、さらに1889年になると三井財閥に払い下げられ、宮原坑や万田坑などの坑口が次々と開坑し、成長を遂げていきました。
その後、エネルギーの主役が石油に移り変わったことなどから1997年3月30日に三池炭鉱は閉山し、官営操業から124年もの長い歴史に幕を下ろしました。しかし2015年には世界遺産として登録が決定した「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として、宮原坑や万田坑、三池鉱山専用鉄敷跡が含まれています。
これらの貴重な炭鉱跡は現在でも見学可能です。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年4月執筆)
歴史を今に伝える貴重な産業遺産です。
是非一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。
PHOTO:PIXTA
「三池炭鉱」。ここも日本の経済活動を支えた場所の一つです。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?