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ニセコ中央倉庫群

  • 建物・施設

ニセコ中央倉庫群(北海道虻田郡ニセコ町中央通60-2)は、JRニセコ駅前にある倉庫跡を活用した施設群です。もともと、対象から昭和にかけ、ニセコ駅周辺には羊蹄山麓の農産物の集積場として多くの石造り倉庫やでんぷん工場などが立ち並んでいたという歴史を有します。

これらは羊蹄山麓で収穫された農産物の集積場として建てられた建物であり、現在は1931年に建てられた石造倉庫の1号倉庫と2号倉庫、昭和40年代に建てられた旧でんぷん工場、12号倉庫、13号倉庫、1982年に建てられた肥料新倉庫の6棟が残っており、歴史的な建造物としての保存と地域活性化の拠点として再利用されています。

ニセコの農業の歴史を今に伝える建物群として保存されているニセコ中央倉庫群は、現在カフェやイベント会場、地元の人々のくつろぎの場として利用されています。興味のある方は、ぜひこの場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2023年3月執筆)

 

当地の営みを今に伝える美しい光景です。

PHOTO:PIXTA

 

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