尻屋埼灯台
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尻屋埼灯台は、青森県下北郡東通村の尻屋崎の突端に立つ白亜の灯台で、日本の灯台50選のうちの一つです。その建設は1876年で、ここからその歴史の歩みを始めます。当時の日本政府は、国際貿易の活発化のために全国各地で灯台の整備を奨励していました。その時代背景に沿って東北で初の灯台として建設されました。その設計は、「日本の灯台の父」と称されるリチャード・ヘンリー・ブラントン。二重のレンガ壁による複層構造を有し、その佇まいには気品が漂います。また周辺には寒立馬が放牧されていた時期もあり、景勝地として有名な場所でもあります。
ご興味のある方は一度現地に足を運ばれてはいかがでしょうか。
(2023年4月執筆)
寒立馬が景色に彩りをそえていました。
PHOTO:PIXTA
「日本の灯台の父」と称されるリチャード・ヘンリー・ブラントン。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?