河内貯水池
- 建物・施設
河内貯水池(福岡県北九州市八幡東区河内1丁目)は、板櫃(大蔵)川上流にある人造湖です。四季折々の美しい風景が見られることで多くの人が足を運ぶ場所となっています。
この河内貯水池内にかかっている「南河内橋」は、レンティキュラー・トラス(レンズ型トラス)という建築様式で作られた日本で唯一現存する橋。1926年に作られた橋で、貯水池にかかる長さは133m、幅が3.6m、径間は66m。「めがね橋」とも呼ばれているこの橋は、その価値が評価されて2006年12月19日に国の重要文化財に指定されています。
河内貯水池にはサイクリングロードも設けられており、自転車を楽しむ人も多く訪れます。長い歴史を有する橋を持つ河内貯水池に興味のある方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年4月執筆)
福岡県北九州市にも歴史を今に伝える史跡があります。
レンズトラス様式で作られた南河内橋です。
PHOTO:PIXTA