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【JR西日本】城端線 移管

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富山県のJR高岡駅を起点に県西部を南北に走るローカル線「城端線」の「あいの風とやま鉄道」への移管が事実上決まりました。

中越鉄道により富山県初の鉄道として1897年に開業したことがその歴史の起源と言えそうです。以降、1920年の国有化(1920年)、地方交通線への選定(1981年)、CTC化(1983年)、国鉄分割民営化による西日本旅客鉄道への継承(1987年)などの歴史を繋ぎます。

散居村と砺波平野を縦貫する地域輸送路線である城端線。チューリップ畑を背景に走るクラシック車両は美しく、多くの人を魅了する路線です。終点の城端駅からは世界遺産である白川郷・五箇山の合掌造り集落へのアクセスがあることでも知られます。

現在においても地域の交通インフラとして重要な役割を果たしている城端線の歴史は「あいの風とやま鉄道」に引き継がれます。慣れ親しんだ光景に少し変化が生ずるかもしれません。思い出をお持ちの方はこの機に現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2023年10月執筆)
PHOTO:PIXTA

吉高由里子主演の人気ドラマ「最愛」。

当地もロケ地になっているそうです。

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