安脚場戦跡
- 建物・施設
安脚場戦跡は、鹿児島県大島郡瀬戸内町加計呂麻島東端にある公園内の戦跡です。太平洋戦争中に旧日本軍が築いた要塞跡の一部が公園として整備されています。
公園内には12cmキャノン砲や15cm榴弾砲などの砲台跡が残されています。これらの砲台は、大島海峡の防衛のために設置されました。また砲台で使用する弾薬を保管していた弾薬庫跡も姿を残します。弾薬庫跡は、コンクリート造りの頑丈な建物で、当時の戦争の激しさを物語ります。
ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。太平洋と大島海峡を一望できる展望台から平和の尊さを感じ取れることでしょう。
(2024年2月執筆)
歴史を今に伝える貴重な遺跡です。
PHOTO:写真AC