陸前高田市立気仙中学校 閉校
- 文化・教育施設
陸前高田市立気仙中学校（岩手県陸前高田市矢作町愛宕下30）は1947年創立。2011年の震災前は気仙町に校舎を構えていましたが、震災で3階建の校舎は屋上まで津波に飲み込まれました。校舎は全壊したものの、生徒たちは全員無事に避難。この旧校舎は復興のシンボル「奇跡の一本松」のすぐそばにあり、現在は震災遺構として保存されています。震災後は旧矢作中学校の校舎にて授業を再開しましたが、2018年4月より陸前高田市立第一中学校との統合が決まり、2018年3月をもって閉校となります。現校舎のそばには旧矢作小学校の校舎を改築した簡易宿泊所・二又復興交流センターがあり、観光の拠点として利用されているほか、地域住民のコミュニティスペースとしても活用されています。（2018年2月執筆）
