久慈市立小国小学校 閉校
- 文化・教育施設
創立は1876年と、非常に長い歴史のある久慈市立小国小学校(岩手県久慈市山形町小国第9地割11-4)。子どもたちが伸び伸びと校庭を駆け巡り、大自然に囲まれた学び舎です。校舎の南西端には創立100周年の記念碑と創立130年の記念碑が佇みます。同校の2017年度における全校生徒は3名。多くの人に惜しまれながら2018年3月に閉校することが決まっています。
小国小学校から車で10分ほど走ると、日本で5番目に長い鍾乳洞である内間木洞があります。その総延長6,350m。ここに生息する動物群は岩手県の天然記念物に指定されています。内間木洞は通常は一般公開されていませんが、年に3回のみ一般公開され、その時のみ立ち入ることができます。冬季間にたくさんの氷筍が発生するのも見どころの一つ。内間木キャンプ場も隣接しているので、カヌー体験や渓流釣りなどを楽しめます。周辺には他にも見所のあるスポットが沢山。当校にゆかりのある方は最後にもう一度、歴史ある学び舎を訪問し地域の魅力を再発見されてはいかがでしょうか。
(2018年2月執筆)