黒磯准看護学院 閉院
- 文化・教育施設
「豊かな心を育み看護に必要な知識・技術・態度を養い、社会に貢献できる准看護師を育成する」という理念のもと、1942年に開校した黒磯准看護学院(栃木県那須塩原市黒磯幸町8-10)。卒業生の多くが栃木県内で准看護師として働き、特に県北地域医療に大きく貢献してきました。1523人を輩出しましたが、生徒数の減少に伴い2016年4月をもって学生の募集を停止。2018年3月で76年間の歴史に幕を閉じます。黒磯駅から徒歩10分ほどの県道303号線沿いにあり、周辺は住宅地や店舗、学校が多く賑やかな立地です。また近隣の病院が実習生を受け入れており、地域の人々に親しまれた学校でした。卒業式では最後の卒業生9人が出席。准看護師としての巣立ちを恩師や関係者が見送り、式後には閉校式も行われました。(2018年3月執筆)