岩手医大付属花巻温泉病院 閉院

  • 建物・施設

岩手医大付属花巻温泉病院(岩手県花巻市台第2地割85番地1)が45年の歴史に幕を下ろします。同病院は、1972年に国立花巻温泉病院として建設されたのがその歴史の始まり。後に国立病院の統廃合に伴い、1993年に学校法人岩手医科大学への移譲が行われ、同大学の付属病院として開院しました。地域に根ざした医療機関ということで、患者や家族との交流イベントも行われており、毎年7月には職員が中心となって「七夕さんさ」を開催。患者や家族の願いを書いた短冊を竹飾りに吊るしたり、職員による踊りや太鼓で盛り上げたりするなど患者や家族との交流を図ってきましたが、同病院は施設の老朽化が激しいことから2019年3月31日の閉院が決定。緑が非常に豊かな自然環境の中に建ち、そこに通う患者やその家族が心身を癒してきた同病院の閉院に惜しむ声が上がっています。(2018年5月執筆)

 

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