樽見鉄道 ハイモ230-313号 運行終了
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岐阜県の樽見鉄道で長らく走り続けた「レールバス」がその役目を終えます。同車は1988年に登場し、樽見線の大垣~樽見線で活躍を続けてきました。富士重工製の車両で、鉄道車両なのにバスの部品を多く取り入れられていることから「レールバス」の愛称がつき、沿線住民や多くのファンらに親しまれました。またこの車両を含む310番台は他のレールバスとは異なり、乗降ドアが引戸になっているのもユニークです。この313号は沿線にある本巣市のPR塗装が施され、オレンジの車体となったことでより目を惹く雰囲気を醸し出していましたが、老朽化により晩年は予備者扱いになり、2018年12月に引退することが正式に決定しました。これに際して2017年12月からは「ラストラン ワンイヤー」として指定日に走行が行われています。大垣へ立ち寄る際には日程を調整して、ぜひハイモ230-313号に会いに行ってみませんか。
(2018年8月執筆)
カラフルな車両が山間に彩りを与えます。
特に桜の季節には美しい光景を演出します。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA