キース・ヘリングの壁画が書かれた建物 解体/取壊
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東京都渋谷区にあった、キース・ヘリングの壁画が書かれた建物が、老朽化のため解体されました。この壁画は1983年、下書きもなく1日で描きあげられたことで有名になりました。ビルや地下鉄などの街中をキャンパスに見立ててペインティングするストリートアート。そのレジェンドであるキースがスプレーだけを使い、蛇や人間の絵で壁画を埋める姿を観るため、街道は多くの見物人で埋め尽くされたとのこと。壁画が描かれた後は様々な作品発表の場として利用されました。建物の解体が決まった際、壁画を残す活動が行われた結果、金沢にある美術館で保存されることになりました。キースファンに長年愛された建物ですが、2018年4月に惜しまれながらも解体されました。(2018年8月執筆)