留萌線 信砂駅 廃駅
- 乗り物
- 建物・施設
JR北海道の留萌線信砂駅(北海道増毛郡増毛町大字舎熊村字信砂)が 60年の歴史に幕を下ろしました。
北海道道94号線と留萌本線の交差する場所に位置する信砂駅(のぶしゃえき)は、北海道増毛町にある無人駅。1956年に、旅客のみを扱う信砂狩乗車場として開業しました。1987年にJR北海道となり留萌本線の駅として昇格したそうです。1両分の長さしかない待合室は、工事現場にあるような小さなプレハブ小屋でした。また駅名の真布という言葉の由来は、アイヌ語で「ヌプサペッ」という、野を流れる川という意味からきたそうです。留萌本線の他の駅と同じように、先住民であるアイヌ民族が生活していた面影が残された地域。アイヌの人々がどのような暮らしをしていたのかと、興味を引くような駅です。
残念ながら留萌駅-増毛駅間の廃止に伴い、多くの人に惜しまれながら2016年に廃駅となりました。
(2018年9月執筆)
切ない感傷を呼び起こすプラットフォームです。
最後に目に焼き付けておきたいですね。長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : 『無慈悲な真実の風景』 様