JR西日本 大阪環状線103系 引退
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大阪環状線のシンボルとして長い間親しまれた103系電車が惜しまれつつ引退しました。 48年間の歴史の閉幕です。
103系はもともと、1963年に登場した国鉄を代表する通勤型車両で、大都市圏を中心に大量導入されました。大阪環状線では1969年にオレンジの車体色で登場。国鉄民営化後も変わらず運行を続け、車体の延命工事も行われましたが、この度新型の323系に後を譲ることになり、2017年10月3日で同線から撤退しました。
最終日には、沿線の各所で見送る方々がいましたが、ファンだけではなくJR西日本の社員らにも深く愛されていたようです。環状線から撤退した103系ですが、奈良県や九州の筑肥線ではまだ運行を続けています。色違いではありますが、ぜひ彼らの姿も見届けて行きませんか?
(2018年9月執筆)
府民の日常に溶け込んでいた電車であったのです。
シンプルな座席です。
長い間ありがとうございました。
PHOTO:PIXTA