函館本線 東山駅 廃駅
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JR北海道函館本線の東山駅が 74年の歴史に幕を下ろしました。当駅の開業は1943年。列車を行き違いさせるために設置された東山信号場が起源となっているという少し変わった駅。その後信号機は廃止されましたが、その場所がそのまま仮の乗り降り場となり、1987年に正式な駅になったというルーツがあります。
駅のホームが枕木でできているのも特徴です。開業当時のホームは現在と別のところにありましたが、現在の位置に移動した際に、丈夫で耐久性が高い上に手軽に手に入る枕木が使われたとのこと。駒ケ岳を望むロケーションの中にひっそりと佇み、普通列車が1日あたり4往復しか停車しないこの駅には「秘境駅」として訪れる鉄道ファンも多くいましたが、2017年3月4日のダイヤ改正により、廃駅となっています。
(2018年10月執筆)
遠くに東山駅が見えます。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:CRENTEAR様