石勝線夕張支線 清水沢駅 廃駅
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JR北海道石勝線夕張支線の清水沢駅(北海道夕張市清水沢3丁目 )が廃駅となる予定です。122年の歴史の閉幕になります。当駅は1897年に開業し、かつて周辺は石炭産出でとても栄えました。現在は、地元の学生が手作りした、当時の石炭輸送が盛んであった時代を説明した掲示品が駅内に飾られています。新夕張駅~清水沢駅間は、北海道で最後のタブレット閉塞方式の鉄道路線で、日本でも珍しい腕木式信号機が使用されていました。2004年に交換設備は廃止となり、2015年10月には無人駅となりました。1960年頃、夕張市の人口は約11万人を数えましたが、現在では1万人を割り込み、2014年の日平均乗車人数は12人にまで減ってしまいました。そして2019年3月をもって、新夕張駅~夕張駅間の廃止に伴い清水沢駅も廃駅となる予定です。清水沢駅を利用していた方、思い出がある方は、廃駅前に一度駅を訪れて最後の思い出を残してみてはいかがでしょうか。(2018年10月執筆)
赤茶色の錆が年期を感じさせます。
まるで工場のような駅舎ですね。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA