馬寄団地  解体

  • 建物・施設

福岡県北九州市門司区にある馬寄団地(福岡県北九州市門司区社ノ木1-2)が解体されました。1954年、福岡県住宅協会により全3棟ある4階建ての団地が建設されました。戦後まもなく住宅復興が加速した時代に建てられ、築年数は古いですが日本では初めてダイニングキッチンを導入したとして当時は珍しい住居でした。核家族が増えつつあった日本においてプライバシーや生活空間を分離できることは住人から好評を得ていました。また、馬寄団地のこの住居デザインは、今後の日本の生活スタイルを大きく変化させることになったきっかけでもあり、戦後の貴重な資料として研究されていました。しかし、2018年9月に老朽化により全棟が解体。64年の歴史に終わりが告げられました。もしこの場所に思い出のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか?(2018年11月執筆)

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