石勝線 十三里駅 廃駅
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北海道夕張市紅葉山にある十三里駅(北海道夕張市紅葉山21)が、2016年3月25日に廃駅となり、53年の歴史に幕を下ろしました。同駅は1962年に開業、千歳市と夕張市を結ぶJR石勝線、新夕張駅の隣の駅でした。相対式ホームの2面2線構造ですが、駅舎はなく、ホームは跨線橋で結ばれており、跨線橋の入り口にそれぞれ待合室があります。この待合室は密閉式となっていたため、電車を待つ客は、ここで冬の寒さをしのぐことができました。
JR北海道石勝線は、炭鉱の衰退とともに利用者が年々減少。同駅でも駅周辺には夕張メロンの農家があるだけで民家や商業施設などはなく、廃駅前の5年間は利用者が1日に平均0.4人になっていたようです。残念ながら廃駅となりホームや跨線橋は撤去されてしまいましたが、現在は、十三里信号場として新たな役割を担っています。(2018年11月執筆)
プラットフォームから跨線橋を望みます。
鉄道ファンの間で有名な跨線橋です。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : matuno kura 様