JAC ボンバルディアQ400 運行終了
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日本エアコミューター・JAC(鹿児島県霧島市溝辺町麓787-4)のボンバルディアQ400が、2018年11月30日を最後に15年の歴史に幕を下ろしました。鹿児島県を拠点とする日本エアコミューター・JACが、YS-11型機の後継機として、2003年2月1日に日本で初めてQ400を導入して以来、鹿児島県の主要区間を就航し、県民の空の旅を支えてきました。このQ400は小型のプロペラ機でありながら、ジェット機に匹敵するスピードを持つ、美しいフォルムが特徴の優秀な旅客機でした。また、翼が機体の上にある造りだったために客室から鹿児島の美しい自然を望むことができるのも魅力で、航空機愛好家だけでなく一般にも広く愛される機体として活躍していました。非常に惜しまれながらの引退となりましたが、在りし日の美しい姿とともに空の旅を楽しんだ記憶を思い返してみてはいかがでしょうか。(2019年1月執筆)