美唄市立峰延小学校 閉校
- 文化・教育施設
1900年に峰延簡易教育所として開校したのが、峰延小学校(北海道唄市峰延町東)の歴史の始まり。その後何度かの移転を経て現在の場所に新築されたのが1978年のことです。最盛期には500人近い児童が同校で学んでいましたが、現在は複式校となっており、残念ながら2020年3月31日に119年の歴史に幕を下ろすことが決定しています。
同校では、田植えから稲刈りまで1年を通して米を育てるという体験学習を実施しています。地元の農協の青年部・女性部の協力のもと、一つ一つの作業を自らの手で行うことで食べ物を作る喜びや大切さを学んでいました。稲刈りまでの間には、自分たちで植えた稲の観察を行い成長を見守ります。丹精込めて育てたお米を収穫できたときの喜びはひとしおとのことです。峰延小学校はその長い歴史に幕を下ろすことになりますが、閉校までのわずかな期間、同校にゆかりがある方はぜひもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2019年5月執筆)
懐かしい思い出が蘇る方も多いのではないでしょうか。
長きに渡り子供たちの登下校を見守り続けてくれました。
この小さな体育館に子供たちの歓声が響き渡ることが望まれます。
PHOTO:CRENTEAR様