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大阪環状線201系 運行終了

  • 乗り物

JR西日本の大阪環状線201系が、2019年6月7日に引退し、14年の歴史に幕を下ろしました。大阪環状線に201系が導入されたのは2005年。この201系は、1961年に登場した全身オレンジ色の101系や103系電車を引き継いだもので、ブレーキやドア開閉機構に空気式が使われており、昔ながらの電車の音を聞くことができました。この「オレンジ色の電車」は、通勤、通学列車として利用され親しまれてきましたが、2016年に323系が導入されてからは201系は徐々に引退し、今回の引退で全身オレンジ色の電車は大阪環状線から姿を消しました。

最終運行の日には鉄道ファンやこれまで利用してきた多くの客が乗車し、終点の京橋駅ではホームにたくさんのファンが詰めかけ、写真を撮ったり拍手を送ったりして、それぞれが別れを惜しみました。引退した同車両は、吹田総合車両所森ノ宮支所の車庫に入り、廃車となる予定です。オレンジ一色の電車は見られなくなりましたが、JR西日本の大和路線、和歌山線、おおさか東線、桜井線で201系の電車はまだ走り続けるとのことです。

(2019年6月執筆)

 

通勤や通学で見慣れた光景だったという方も多いのではないでしょうか。

 

大阪の日常を彩る車両でした。

 

長い間本当にお疲れ様でした。

 

PHOTO:PIXTA

 

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