上信電鉄 クモハ153+154 運行終了
- 乗り物
ホワイトタイガーのペインティングが愛らしい上信電鉄の150系クモハ153+154が2019年9月23日で運行を終了し、51年の歴史に幕を下ろしました。
この車両に描かれている柄はシマウマの模様にも似ており、「シマウマ電車」とも呼ばれます。1968年に製造され、1997年からは車体に群馬サファリパークの広告をつけて運行してきましたが老朽化のため世代交代をすることになりました。実った稲穂の中をホワイトタイガーの列車が行く風景はのどかで、見る人の心を癒してくれました。
最終運行日には全国から鉄道ファンが駅や沿線へ駆けつけ、その最後の勇姿を写真や動画に収め長年の労をねぎらっていました。運行は終了してしまいましたが、ぜひその姿を忘れず、時折その姿を思い返してみてください。
(2019年9月執筆)
PHOTO:PIXTA