岡山市立太伯小学校 閉校
- 文化・教育施設
岡山市立太伯小学校(岡山県岡山市東区神崎町860)が閉校する予定です。
1873年神崎地内に当校の前身の興志尋常小学校が設立されました。ここが当校の創立起源になります。吉井川の東岸に位置し、付近には江戸時代に行われた辛島干拓により開かれた幸島新田が広がっています。
夏休み期間中に開催される太伯夏祭り、干潟の生物を触れ合う乙子湿地での環境学習等子供達が楽しめる企画が盛りだくさんの同校。地域にも密着する姿勢を取り、明るく元気な子供達は地域の灯であるようです。このたびの同校の閉校のニュースは寂しいものとして受け止められているようです。
閉校後は岡山県内初の義務教育学校が設立される予定となっております。まだ2022年3月の閉校まで時間があります。ゆかりのある方はこの美しい学び舎に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと149年の歴史の重みを感じられるに違いありません。
(2020年4月執筆)
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
卒業生、先生方など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO:くろうさぎ様