【日田彦山線】 彦山駅舎 取壊
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JR九州日田彦山線の彦山駅(福岡県田川郡添田町落合)は、1942年に西添田から彦山間の延伸に伴って、田川線の駅として開業した駅です。
開業後の1960年には、区間分離・統合により日田彦山線へ所属となりました。その後国、鉄の民営化などを経て、78年以上の歴史を刻んできましたが、2017年に九州北部豪雨で被害を受け休止。彦山神宮を模した駅舎が特徴の当駅は多くの登山客が訪れる玄関口で有名でした。また当駅は二又トンネル爆発事故(1945年)の最寄駅であったことでも知られます。147名もの死者を出す大惨事でした。
現在はBRTでの復旧が検討されていることから、鉄道駅としての彦山駅は廃駅となってしまう可能性が高くなっています。この彦山駅に思い出がある方もいることでしょう。ぜひ今のうちに足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年6月執筆)
豊かな自然に抱かれる美しい駅舎です。
人々に沢山のかけがえのない思い出をあたえてくれました。
もうここに電車が立ち寄ることはないのかもしれません。長きに渡り本当にありがとうございます。
PHOTO:KAZE様
追記・・当駅の駅舎の取壊が正式決定しました。新しいBRT駅としての機能を充足するべく現在の駅舎は取り壊されます。堂々たる80年の歴史の閉幕です。(2021年4月)
VIDEO : おかきの乗物旅チャンネル 様
VIDEO : FinalAccess ファイナルアクセス