栃木県立芳賀高等学校 閉校

  • 文化・教育施設

かつて栃木県芳賀郡芳賀町祖母井1676に位置していた栃木県立芳賀高等学校は、地域の普通科高校として多くの若者を育んできました。当校は1963年4月に開校し、定員150名の普通科として教育活動をスタートさせます。

その後、1972年には創立10周年、1987年には創立25周年と歴史を積み重ね、地域における中等教育の要所として機能してきました。1982年には校舎の改築工事が竣工するなど、学習環境の整備も進められました。

しかし、少子化に伴う県立高校再編の流れを受け、2005年に近隣の県立益子高等学校と統合し、新たに栃木県立益子芳星高等学校が開校することとなります。これに伴い芳賀高校は新入生の募集を停止し、在校生が卒業した2007年3月31日をもって閉校しました。44年間にわたる歴史の幕引き時には、111人の生徒が学び舎を巣立ちました。

当校ならではの特筆すべき歴史は、閉校後の校舎が新たな形で地域文化と関わりを持った点にあります。広い敷地と整った校舎は、映画「告白」やドラマのロケ地として活用され、その際には地域住民がエキストラとして参加するなど、教育施設としての役目を終えた後も地域社会に話題と交流を提供しました。現在は住宅団地としての開発に伴い校舎は解体されていますが、その跡地は新たな暮らしの場へと変貌を遂げています。

長きにわたりこの学び舎を維持し、地域の発展に貢献された運営主体の皆様に深く敬意を表します。卒業生や教職員など関係者の皆様におかれましては、県道沿いののどかな風景の中にあった母校での青春の日々を、いま一度懐かしく思い出していただければ幸いです。

(2026年1月改筆)

当校は閉校後に映画「告白」のロケ地となりました。ゆかりのある方は懐かしい校舎の姿を記憶する永久保存版としてお手元に置いておいてはいかがでしょうか。

告白

2009年の本屋大賞に輝いた同名小説が映画かされたものです。

 

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