深名線 沼牛駅 廃駅
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JR北海道深名線の沼牛駅(北海道雨竜郡幌加内町字下幌加内)が廃駅となったのは1995年9月4日。堂々たる66年の歴史の閉幕でした。
1929年に 鉄道省雨龍線の一般的として開業。ここが当駅の起源となります。その後、幌加内線への改称(1931年)・深名線への改称(1941年)、日本国有鉄道への移管(1949年)・国鉄分割民営化(1987年)などの歴史を繋いできました。そして1995年9月4日深名線の廃線に伴い廃止に至ります。
「沼牛川と幌加内川の合流点に牛の伏した如き沼があった」ことが駅名の由来とする説もあるようですが、正確には判明していないようです。
廃駅後は駅舎、ホーム、駅前の農業倉庫などが放置された状態のままであったようですが、2015年7月18日、廃駅後20年周年記念として、鉄道ファンや有志により「おかえり沼牛駅」が開催。駅舎は綺麗に清掃され、駅名板を旧ホームに設置するなど廃止前の姿が復元されたようです。歴史を終えた後も鉄道ファンが訪問する当駅。美しい歴史はきっと語り継がれてゆくことでしょう。
(2020年8月執筆)
美しい駅舎が復元され、現在も鉄道ファンに愛されております。
長きに渡り本当にお疲れ様でした。そしてこれからも鉄道ファンや地域の方にとって大切な場所であり続けて下さい。
PHOTO:takahumikawasaki様